pH7

朝食べたサンドイッチのタマネギがからくて、
結局ずっとタマネギに悩まされた。
10時半に出発。
11時過ぎにはじめましてのMIHO MUSEUM到着。
山深いところ。
弱い車なのでさすがに坂道はアクセル全開でも20キロとか。
道がくねくねで自分の運転ですこし酔った。
駐車場から少し歩いた所にある建物が美術館かと思えば、
それは美術館に付随する建物で、そこでまずチケットを買う。
美術館まで歩いて7〜8分かかりますと説明を受ける。
スニーカーとかやったら歩こうかなとも思ったけど、
ちょっと登り坂だったので電気自動車利用。
帰りは歩こう、ということで。
ゆっくり走る電気自動車。
トンネル抜けてつり橋のとこで気持ちいい風。
芹沢硑介展。
結論から言うと、やっぱ行ってよかった。
美術館もいいし、何より内容が良かったし。
最終日の日曜ってことで人が多かったのが(特に子ども)残念。
家族連れや女の子同士や男子ひとり、とか。
人間国宝だとか、JALの鶴のマークだとか、びっくりした。
あたし無知すぎ。
「風」という字ののれん見て、あっ!と気付いた。
こないだ仕事でそれとおんなじ柄の本を書庫から出したのよ。
なんだかすごい偶然。
「虫」の部分が風鈴みたい、って思ったのが印象的だったからよく覚えてる。
でも、なんの本だったかは覚えてない。
確か依頼主は少し年配のおばさまで、小説だったと思う。

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以下、メモ。
楽しく晴れやかなのに、同時に深く静かだという紅型の不思議な持ち味
道を歩く婦人の後姿からも模様が溢れ出ている
ANOHITO(The Lady)
キクラデス
裏から来たからURA(猫の絵)
直感でものを見る。言葉では簡単だが…
家に人を迎える時には、夜中の2時3時までその人の好みに合わせて部屋の模様替えをする
風景も街路も女性の服装も克明に見ている

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あー、あと妙に気になったのが、説明文で「〜と申せましょう」という表現。
グッズをいくつか。
風呂敷とペンケースと扇子入れ。
全部「いろは」の柄。
ほんまはのれんが欲しいんやけどお金が…。
はっと気付けば雨降ってるじゃないですか。
雨の山並みもなかなか良いです。
ワイドビューーって感じなのでしばし眺めながらどうやって駐車場までたどり着くか考える。
帰りの電気自動車は助手席で。
ちょっと気まずい。
さすが宗教がからんでる美術館(帰ってきてから知ったけど)、
駐車場までご利用いただけますという置き傘が!
すばらしい。

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家出る直前まで行こうかどうか悩んでたんやけど。
やはり行動せねばなにもはじまんないしね。