2005-11-05 うたたねのあとに memo 畝がたくさん並んでいる服を着ていたから、その畝がたぶん垂直にすれちがったとき、音がした。その音はどこか遠い所からやって来たような気がした。その服はからし色で胸元がざっくり開いていたから、中に緑色のキャミソールを着て、そして黒のパンツを穿き、紫の靴下を履いた。(要するに今日の服装) 夕暮れはすきだけど、薄暗いから何もできなくなる。うたたねをしているとき、何度か目が覚めて、そのつど、手や足が自分のものではないような気がした。そのことを思った頭と呼吸をするために上下しているお腹だけが自分のものだった。 秋はどうして煙くさい匂いがするんだろう。